えいがのおはなし/5月編

5月に観た映画を簡単なあらすじと共に素直な感想を書いていくのでれびゅ~としては読まないでください(洋画多めです)

 

野蛮な奴ら/savage  2012

私がよくみる麻薬カルテルが題材の映画ですが、大麻に暴力、銃乱射と設定に惹かれました。観てみると特に山場もなく、するりと終わった印象でした。ただ、性描写がたくさんあるので家族の前などでは観ないほうが吉です。

 

ロブスター 2015

独身が許されない世界で施設に入り45日以内?にパートナーを見つけないと動物に変えられてしまうという変な設定の映画。コリン・ファレルの絶妙なおじさん感が楽しめると思う。これに関しては終わり方がフランス映画っぽい感じなのが印象的で今調べてみたらギリシャ・フランス・アイルランド・オランダ・イギリスの合作って出たのであながち間違いじゃなかったけど、世界的すぎない?注意点としては犬が残虐的に亡くなるシーンがあるので苦手な方は要注意。

 

セブン・サイコパス 2012

題名の通り7人のサイコパスが出てくるけど、ぐちゃぐちゃなオーシャンズ11みたいな感じ。地獄までついていくって発想はグググッときた。作中に「サイコパスに興味が湧くだろうが、慣れてしまえばただめんどくさいだけだ」みたいなセリフが出てくるんだけど、そのとおりだなって。自分的にはこの映画に本当のサイコパスは出てきてないなと思う。

 

ニトラム/NITRAM  2021

オーストラリアかどっかで実際にあった銃乱射事件を犯人視点で描く映画。主人公が精神病を抱えているとすぐわかる演出で観てると鬱になってくる。(ちょっぴりネタバレ)事件の直前までで終わる映画なので観る人にいろんな想像をさせるところは良い終わりかと。例えるとジョーカーって映画で描かれていた世間の残酷さを3倍した感じです。

 

マッチスティック・メン 2003

ニコラス・ケイジ主演の詐欺で生計を立ててる男と14年ぶりに会った娘との時間を過ごしながら詐欺師から足を洗うまでを考えた映画。大どんでん返し系。大どんでん返し系とは言ってもオチは結構序盤でわかる。不自然なところがちょっと多いかな。でもニコラス・ケイジの演技が大変おじょうずなので別に飽きることはない。

 

マイ・インターン 2015

おすすめ映画1本目です。安心してください、麻薬も暴力も一切でてきません。なぜおすすめかというと、ロバート・デ・ニーロが演じるおじいちゃんがアン・ハサウェイのアパレル会社に色々な手違いでシニアインターンとして働くことになるというあらすじなんですけど、とにかくロバート・デ・ニーロの演技というかもはや別人なんじゃないかってくらい良い役なんです。仕事が出来すぎてる有能すぎる役で、内面も、つかず離れずというなんとも絶妙な距離感でアン・ハサウェイも心を開いていくんですが、視聴者も心を開いていきそうになるホッとするコメディ映画となっております。とにかく観てください。

 

林檎とポラロイド 2020

おすすめ映画2本目です。突然に記憶喪失なってしまう奇病が蔓延してる世界で記憶喪失になり林檎が好きなことだけを覚えてる主人公が記憶回復プログラムを行いそれをポラロイド写真に撮っていくというシンプルな映画なんですが、最後まで観るとこういう世界になったら私も主人公と同じことをしただろうなと思わせられました。鬱映画とまではいかないけど「切ない」が正しいのかもしれません。ギリシャ映画って初めて観たので結構間延びする映画なのかなとも思ったんですが、テンポもよく、考察も仕放題なので、良い映画です。受け手に委ねる系の映画が好きなので同じ方は是非。ちなみに90分映画なので気軽に観れると思います。おすすめです。

 

-------------邦画----------------

最強殺し屋伝説国岡 2021

「べいびーわるきゅーれ」という殺し屋の女の子2人の映画を作るにあたって取材のために監督が腕のたつ国岡さんという殺し屋に密着するという映画。YouTubeみたいな編集が気になります。低予算感はわざとなのかどうか観終わってもわかりませんでした。U-NEXTの見どころポイントによると最後の8分間の肉弾戦が見ものと書いてあって、その通り俳優2人のアクションがうますぎました。ただ安っぽい殴り👊の効果音が気になりました。ここまでくると、やっぱ低予算映画だったのかな。しかし8分はちょっと長かった。酷評してるように見えるかもしれないけど、殺し屋ビジネスって設定をうまく使ってて面白かったです。

 

グリーンバレット/最強殺し屋伝説国岡 2022

上記の続編。今度は国岡さんが5,6人の女の子を殺し屋に育てるための合宿をするおはなし。正直前作より面白かった。続きの話ではないのでこちらだけ観ても良いと思います。わたしは殺しにまったく抵抗がなかった女の子がタイプです。顔も。前作でヒットガールに憧れて殺し屋になった女の子が出てくるんですけど、今作もそんな感じでそれぞれ憧れる殺し屋がいるところが宗教じみてて「殺す」ってことに抵抗がなくなっていく様子が見どころかなって感じ~。

 

-------------リピート映画----------------

マイ・ブルーベリー・ナイツ(5.6回目) 2007

この映画が2007年ってことに驚いてるんですけど。わたくしの大好きなじゅ~どろ~が一番かっこよく見える映画です。じゅ~どろ~がかっこいいし、ストーリーも好みだし、定期的に観たくなります。5月病なので、ていうか万年5月病なんですけど、1日中ベッドから起きれない日の気分がどよんとしてるときに観ました。ただのラブストーリーだと思ってる方は一度観てみてください。自己肯定感がすこし上がります。

 

ユージュアル・サスペクツ(3回目) 1995

ラストは誰にも言わないでください系の映画の中でわたしのベストワンです。有名な作品なのであらすじは割愛します。これだけは言わせてください。登場する俳優陣の演技がみんな上手くてビビります。ラストは誰にも言わないでください系が好きな人には必ず観てほしいです。

 

魔女の宅急便(126847856回目) 1989

なぜいまさら?感想なんてある?って思いますでしょう?わたしも思っていますよ?でも久しぶりに観たら新たな発見というか新たな感情が生まれたので、書きます。この映画「ふくみ」が多いんですよ。ジブリ初期の映画だし、宮崎駿がなにを考えていたのか、それとも特になにも考えてなかったのか、という問題で、個人的にはなにも考えてなかったとは思えないんですよね。キキがパン屋での初日の朝、パン屋の主人と会わないようにそっと部屋まで戻るシーンとか共感性羞恥が働いてキキの言動がいちいち察してほしいムーブになってません?周りの陽キャキャラに助けられてることをわかってない感じが「ふくみ」になっていてア~~~~って感じなのです。大人になって観てみると感じ方が変わるってのはよくある話ですが、ジブリに関しては特に多いですよね。なので私はこれ以降ジブリの話はしません。

 

この他にリメンバー・ミーベイマックスミュウツーの逆襲を観ましたが、全部で泣きました。6月編があるかわかりませんが、メンタルぐちゃぐちゃでも映画は観れるので、みなさんのおすすめ映画を教えてください。では、こちらからは以上です。